久々のTed。
今日、久しぶりにTedを視聴した。
題名は「良い姿勢による効用」だけど自分的には悪い姿勢の悪影響をこれでもか!と位に語ってたのが印象深い。「筋肉が硬直する」は予想できたけど「感情にまで影響を与える」は初耳。
でも心当たりはある。自分も時々体を丸めて、片膝折り曲げて、その膝の皿の上に顎乗せてボーっとしている時あるが確かに気分は滅入っている。なんというか、あの体制だと頭から首筋までかけてモロに重力を感じてしまって体が重くなる。話す時もわざわざ顎に力を入れて重い脳みそを持ち上げないといけなくなるから、声を出すのも億劫になる。そんなもんだから思考が徐々にシャットダウン、後は気分が沈んでいくだけ。
調べてみると生理学的な原因があるらしい。猫背だと気分が落ち込みやすくなるのは気のせいじゃなくて本当にストレスに弱くなるとか。(下記の記事参照。)
姿勢が悪いとストレスがたまりやすくなる!~ストレスホルモン「コルチゾール」との関係~ | 産業医ラボ.com
ちなみに猫背って英語ではslouch。同じような意味でtilt forward〈前傾姿勢になる〉もある。(どちらも初耳。)
他にも気になった表現はincrease the likelihood of〈~の可能性を高める〉。この表現、知らなかった訳ではないけど久々に見た。likelihoodはpossibilitiyと同じ意味で〈可能性〉だけどlikelihoodの方が発生する度合いが高いようだ。
また、impairという英単語も気になった。意味は〈傷つける、損なう〉。原義が〈等しい〉のpairに否定の接頭辞のimがくっついて〈損なう〉。「互いに不釣り合いで等しくないもの」は美しくないということだろう。左右対称を理想とする西洋の美意識が根底にあるようで面白い。
他にもvertebrae, scoliosis, dysfunctional, ligament。専門的な内容を扱っているせいか、あまり見ない専門的な英単語を多く見かけた。wearが〈摩耗〉の意味で使われるシーンも久々に見た。
そして、今日一番の発見はexclusiveの〈唯一〉。〈排他的〉から〈唯一〉の意味になることに不意をつかれた。ただ元々の意味が〈排他的〉だからonlyより束縛が強くて面倒くさそう。
最後に「枕を足で挟んで寝る行為」。アメリカの情報メディアで”best position to sleep in”と評されてた。落ち着きがない自分には難しそうだが。
約4分半のスピーチだったけど、やっぱTed 面白い。見る頻度増やそうかな。